【輸出入の要所】イランがホルムズ海峡で貨物船を拿捕/【生態系大丈夫?】バイオマス燃料になる植物 竜王町が栽培へ

 ホルムズ海峡の件は輸出入停止・食糧危機に繋がる問題の様ですが、残念ながら詳しくないので、私の専門に近い後者についてお話します。

 以前ここで、侵略的外来種が釣堀から流出したニュースを扱いました(報道記事は消えていたので、この問題を取り扱ったyoutuberの動画をリンクしました)。報道や動画では各組織の環境に対する意識の低さもまた問題視されていた様に思います(環境意識の低さと言えばこんなニュースもありました;カブトムシ違法取引で日本人が逮捕? 「エキゾチックペット」消費大国との批判も)。

 本来、魚の放流やペット含む動物の飼育、(耕作)放棄地における栽培や緑肥の利用をする時、その動植物を扱う事による環境への影響・負荷を考慮しなければなりません。ソレで在来種が絶滅(危惧種)になったり外来種が田畑に侵食してきたりでは、その活動は無意味か、在来環境に対して有害になりますので。

 また、品種育成元が在来種(野生種・原種)でも、品種改良されたらもう野生の子ではありません。例えば、トマトの原種はマイクロトマトに近く酸っぱかった…この事から分かる様に、今のトマトと品種育成元のトマト(野生種・原種)は全くの別物で、外界への拡散・交雑しないよう注意を払う必要があります。

 本ニュースに登場する「ジャイアントミスカンサス」と「エリアンサス」についても、同様の事が言えるのではないでしょうか。

この記事を書いた人

アルト シエル